甘味オヤジです。
「龍馬伝」を観ていた方
は覚えているでしょうか?
土佐藩の最下層武士として
描かれていた「坂本龍馬」と
「岩崎彌太郎」
香川照之さん演じる彌太郎が
これでもかっと言うぐらい
汚く描かれ、NHKと三菱の仲
に険悪なムードが生まれたとか
生まれなかったとか…
知らんけど!
ボロボロの衣装で鳥かごを
ガッシャン、ガッシャンと
背負い売り歩く彌太郎に、
龍馬が「彌太郎、おまん何を
しゆうがじゃ!」と声を掛け
るシーン(うろ覚えの台詞)
が印象的に記憶に残ってます。
おかげで、「三菱」の文字を
見かけると、銀行であれ、車
であれ、この彌太郎の姿が頭
に浮かんでしまいます。
その彌太郎が、苦労して築いた
三菱の三代目社長の「久彌」が
本邸として建てた邸宅が、上野
に都立の重要文化財庭園として
公開されています。
イギリス・ルネサンス様式や
イスラム風のモチーフを取り
入れた羊羹(甘味ブログのせい
で変換が甘味仕様になってる!)
じゃなく洋館は、当時の贅を尽
くしたもので、管理保存状態が
良く、往事の華やかさを感じ
させてくれます。
この「旧岩崎邸庭園」は一見の
価値ありです。オススメします。
この岩崎さんちからほど近い
湯島の天神様下に、今日の
お目当てのパン屋さんが在る
んですよ。
「舞い鶴」さんは創業昭和55年、
平成13年からは、ここ天神下
で「ぶどうパンに特化した店」
として営業されいます。
ぶどうパンはぶどうパンですが
使われているレーズンが「巨峰」
なんですよ!
早速切って見ました。
それもそのはず、このぶどうパン
280gのパン生地に230gの巨峰の
レーズンが、総重量の92%と言う
限界まで入れられているそうです。
天然酵母使用のパン生地は
しっとりとした焼き上がり、
そして巨峰のレーズンは
少し甘めです。
食事の後のデザート感覚で
お菓子と呼べる代物です。
火、金、土曜日の限定販売。
タイミングが悪いと売り切れ
ます。
「岩崎さんち」に行った後は、
「舞い鶴」で「巨峰のぶどうパン」
どうです?
どっちもスゴイでしょ?
岩崎さん、お邪魔しました。
舞い鶴さん、ごちそうさまでした。