甘味オヤジです。
「通りすがりの・・・」シリーズ第4弾
今回は「焼ポン」です。
何、「焼ポン」って?
ってなりますよね。
説明によると、独自開発「特殊圧力製法」
で焼き上げた焼栗だそうです。
ん~、難しく考えなきゃ、要するに
「ポン菓子」の栗版って事でしょうか、
多分。
お店は、京都錦市場に本店を置く
「京丹波」さんです。
「黒豆甘納豆」なんかも扱っている様です。
「ポン菓子」は昔商売をしていた頃、商店
街のお祭りで担当してましたから、その
難しさは分かるんです。
「ポン菓子製造機」ってやつで、お米とか
の穀類を圧力釜に入れて、回転させながら
じっくり火に掛け釜を焙ります。
釜の圧力が適圧まで上がったところで、釜
の蓋を一気に開けるんです。
この時ものすごい爆発音がします。
「ポン」どころか「ドッカ~ン」
って鳴り響きます。
一度お巡りさんが駆けつけて来た事が
ありました。
一気に開けた釜からは、膨らんだお米が飛
び出して来ます。それを籠で受け止めるん
ですが、慣れないと盛大にぶちまける事に
なるんです。私も初体験で大惨事を起こし
ちゃいました。
そんなポン菓子製造機で「栗」も出来
るんですね!
“独自開発”とありますから、改良されて
るんでしょう。私みたいな素人と比べて
たら失礼ですよね。
焼栗の皮には切れ目が入ってますから
簡単に剝けましたよ。
持ち帰りですからね、冷めてますが、
説明の通りレンジで30秒&オーブン
で2~3分、焼き立ての風味になり
ます。
普通の焼栗に比べてホクホク感があり
味も甘味が強く、「栗食ってんなぁ~」
って、食べ応えもあり、秋の味覚の
代表選手「栗」そのものを味わう事が
出来ました。
ごちそうさまでした。