甘味オヤジです。
またまた郷里「ふくしま」のお菓子を
紹介させてください。
日本全国「△◎※せんべい」「◇※■せんべい」
とご当地せんべいは数多がありますが、
わたしにとってのご当地せんべいと言えば
これですね。
「太陽堂むぎせんべい本舗」さんは、
「むぎせんべい」は、初代当主が青森の
「南部煎餅」に惚れ込み、青森にて修行を
積んで福島に持ち帰り、お店を始め
昭和2年(1927年)に発売されたそう
なんですよ。
南部煎餅には縁に耳がありますよね。
あれはあれでポリポリ食べるが良い
んですが、「太陽堂のむぎせんべい」
には縁が無いんですよ。
焼き上げた後、1枚1枚握りハサミで
へりを落として、形を整えているから
無いんだそうです。
使われている材料は、国産小麦粉、落花生
砂糖、塩、膨張剤、カラメル色素。
シンプルです。
南部煎餅のクッキー的な甘さと食感を想像
したとしたら、裏切られますよ。
味はあくまで " 素朴 ” そのもの。
素材の甘さです。
そして、とにかく硬い! 歯に自信の無い
人は、小さく割って少しづつ奥歯で噛み
締めて食べないと、前歯だけでは歯が
立たないかもしれません。
その代わり、噛めば噛むほど甘みが増して
あと引く美味さなんです。
だからといって、食べすぎには注意が必要
ですよ。翌日は顎の筋肉痛必至です。
「太陽堂のむぎせんべい」は福島市以外
では、東京日本橋の「ふくしま館」で
でも手に入りますよ。
「太陽堂むぎせんべい本舗」さん
ごちそうさまでした。