甘味オヤジです。
山や畑の作物が収穫ラッシュを迎え
るこの季節、毎年目にはしていて気
になっていた物があるんですよ。
生落花生ぇ~!
しかも何かデカイやつ。
その名も「おおまさり」
千葉県は落花生の収穫量が全国シェ
アで8割近い生産地なんですね。
落花生の生育が千葉の土壌に合って
たって事なんでしょう。
そんな千葉県には、日本で唯一の
落花生研究施設「農林総合研究セン
ター落花生研究室」ってところがあ
るんですが、そこで「茹でて食べる
ための大粒落花生」として14年かけ
生み出した品種だそうです。
登録が平成19年って事ですから、
比較的新しい品種ですね。
収穫期間はわずか2週間程だもんで、
新鮮な『おおまさり』は、地元でも
なかなか手に入らないんですが、こ
の時期スーパーの地産地消コーナー
に並んでいるのが、毎年気になって
ました。
今年こそ、って事で良さげなところ
を買い物かごにポンッ!
「自分で茹でるんでしょ!?」っと
連れ合いさんからつれない一言をい
ただきましたぁ~
「もちのろんに決まってるじゃない
ですか!」と昭和な返事を返しつつ
いそいそと家に持ち帰っての作業開
始です。
綺麗に見えてても、結構畑のドロが
付いてます。
これも新鮮採れたての証ですね。
流した水の茶色がなかなか取れず、
何度が繰り返して良く洗ってから
茹でて行きましょう。
「茹で落花生」初心者には有難い、
茹で方を書いた紙も入ってます。
説明書通りに塩を入れてっと
横で見ていた連れ合いさんから、
「落し蓋、したほうがいいよ!」
っとサジェッションが入ります。
つれないながらも結構気にして
ますwww
アレクサちゃんが10分経過を知ら
せてくれたので、茹で作業完了です。
茹で上がったのが
色白美人の湯上がりの色っぽさ
なんて事はありませんが、早速
実食と行きますか。
熱々の殻を剥いてっと!
中身は
一粒食べてクリビツ仰天です。
「落花生=ピーナッツ」との概念を
軽~く超えちゃいましたよ!
食感は「芋?、栗?」そんな感じの
ホクホクで、とにかく甘いんです。
正月にこたつでポリポリの、あの
落花生とは全くの別物です。
ドンピシャの表現が思いつきません。
あっと言う間に4、5粒行っちゃい
ました。
「んっ?」あれあれぇ~、連れ合い
さんも既に4、5粒行って、手が止
まりません。
「これ旨い!」を頂きましたぁ~。
「無くなんない内に、明日も買って
こよ!」「今から買ってくる?(=
買ってきて!)」、
最初はつれなかったものの、大ハマ
リのご様子ですwww
あっという間に完食でした。
生落花生はカビやすく、甘みもすぐ
に飛んじゃうそうで、茹でて置いて
も傷みやすくて保存が効きません。
茹で上げをレトルトパックにした物
も販売されてるようですが、この美
味しさを味わうには、旬を瞬でいた
だくしか無いみたいです。
今日もこれから買ってきて、旬をい
ただくとしましょうか。
生産者に " 渡辺公一 " さんとありま
した。全く面識は無いですが、渡辺
さん、美味しく頂戴しましたよ。
ごちそうさまでした。