甘味オヤジです。
前回記事に続き甘味ネタでは
無いんですが、美味しいお昼
を頂いたので、その紹介をし
ちゃいますね。
勤務先では、先代である会長
に、時折お昼をご馳走になる
んですが、今回戴いたのが
京都祇園で創業241年の歴史を
刻む老舗の寿司屋「いづう」さん
の「鯖姿寿司」です。
掛け紙を外し、包を開けると
調べによれば、社歴100年超え
の企業は、京都府内だけでも何と
150社以上との事、その中にあ
って創業が西暦1781年、天明
元年ですよ!
天明っていつだよ!って話しです
が、とにかく筋金入りの老舗です。
なにせ創業者の「いづみや卯兵衛」
さん(店名 ” いづう " はこの名前
から来てるんですね)が鯖寿司を
売り出して以来、ずぅ~っと鯖寿
司を一貫して売り続けているんで
すから。
そんな「いづう」さんの鯖寿司が
「いづうの鯖姿寿司はお座敷への
彩として、艷やかなお鉢に盛り付
け、2口で食べられる華奢なスタ
イルとして祇園町の皆様に定着し
今でもお座敷や祇園祭などには欠
かせない京の食文化となりました。
海から遠い京都で、おいしく鯖を
食べるために磨かれた料理人の技
術、また若狭の鯖を人の足で運ぶ
鯖街道はまさに知恵と労力の結晶
であり、まさに文化と呼ぶにふさ
わしい京の名物料理です。」と同
封されていたパンフレットにあり
ました。
近海物の鯖と北海道産の真昆布、
そして滋賀県産のお米を炊いたご
飯に、酸味が少なくとてもまろや
かで美味しい「いづう」さん特有
のお酢、老舗のこだわりですね。
それでは早速
包の中に同封の食べ方「お昆布を
取ってお召し上り下さい」に倣っ
って昆布を外すと、青光りする
鯖が現れます。
鯖寿司は、握りたてから時間が経
つにつれ、昆布、鯖、ご飯が馴染
み合い、寿司の風味が変わって来
るんだそうで、今日戴いたのは、
特設売り場で握られてから4~5
時間ほと経ったもので、「早熟れ
寿司」の風味が生まれ始め、鯖の
身が適度に引き締まって、昆布の
旨味も寿司全体に移った、丁度良
い頃合いの物でした。
241年の歴史を感じながらの「
いづう」さんの「鯖姿寿司」を頂
いた今日のランチ、大変おいしく
頂きました。
会長、ごちそうさまでした。
また美味しい物をご馳走して下さ
いね。