甘味オヤジです。
前回記事
の書き残し、「叶 匠寿庵」さんの
「深山守」が
「あも」がとんでもなく美味しかっ
たので、この「深山守」も期待しち
ゃいましたよ。
菓子姿がいいですよねぇ。
菓銘の通り、雪が山奥にしんしんと
降り積もる様子が、挽き割りの餅米
で擬えられていたり、目でも美味し
いお菓子です。
プルンプルンの道明寺羹で寄せられ
た " つぶ感 " の残る挽き割りの餅米
と、滑らかな「こし餡」の食感のコ
ントラストに面白さを感じます。
そして、鼻に抜ける「柚子」の香り、
凝ってますねぇ、柚子の旬は夏と冬
の年2回、爽やかな酸味の青い夏の
実、黄色く熟して豊かな香りを放つ
冬の実、この香りも道明寺羹に閉じ
込めて春の到来を待つ冬の「深山」
を表現するあたり、流石です!
「あも」にも引けを取らない「美
味いなぁ~これ!」でしたよ。
ごちそうさまでした。