甘味オヤジです。
先日の産経新聞に紹介記事が
載っていた「都まんじゅう本舗
かるた家」さんへ伺いました。
平成20年までは、西郷さん下にあった
上野百貨店で営業されてたそうです。
昭和27年の創業だとの事、老舗です。
残念ながら、伺った時は焼き上がり
後で、機械は止まってました。
実はこのチキチキマシーン、その名
も「キノ式自動製菓機」と言って、
昭和初期に開発され、全国に広まっ
た「まんじゅう自動製造機」なんです。
東京では現在、この一台が稼働中!
見ることができます。
それにしても、店頭で実演販売を
日々されている割に、時代物の機械も
ガラス窓もピッカピカですね。
ご主人の職人気質が感じられます。
ピッカピカの機械、そして拘りを
感じる丁寧な包装、こういう店は
絶対に美味しいはずですよ。
直径は5cmほどでしょうか、綺麗な
きつね色で小さ目な「都まんじゅう」
ですね。
「キノ式自動製菓機」の精密な性能
が垣間見える整ったカステラ生地と
北海道産「手亡豆」を使った白餅が
見せる”萌え断”ですね。
まんじゅう自体は、冷めてもしっとり
ふっくらのカステラの様な皮と、拘り
抜いた国産材料で仕上げた餡は、小ぶ
りな割に食べ応えのある美味しさです。
次回はぜひ、カッシャン!カッシャン!
とリズミカルな働き様を見せてくれる
と言う「キノ式自動製菓機」の雄姿を
見学したいものです。
「都まんじゅう本舗 かるた家」さん
ごちそうさまでした。