甘味オヤジです。
我慢のお盆、夏休みです。
今年も帰省、墓参りは叶いません。
残念ですが、故郷に向かって遥拝
しかできません。でも、しっかりと
お供えはさせていただきましたよ。
お供えを買いに、となり町の老舗
和菓子店「山長」さんに向かいます。
お供えした後、おさがりで頂きます。
ところで、「おはぎ」と「ぼたもち」
何が違うんでしょうね?
春と秋の「お彼岸」や、この「お盆」
にお供えするのは何故なんでしょう?
まず、「お盆」のお供えは「おはぎ」
秋の「お彼岸」のお供えも「おはぎ」
です。
チコちゃん風に言えば、それはこの
時期に咲く「萩」の花が咲くころに
食べる、お餅をあんこで包んだ和菓子
をそう呼んだから~!
あんこは小豆で作りますよね、小豆の
赤色が「魔除け」とされ、先祖の霊を
守り、「五穀豊穣」を願いお餅を包ん
だものが「おはぎ」って事なんです。
この「おはぎ」、季節が変わって春の
「お彼岸」には「ぼたもち」と呼ばれ
ます。
春に咲く「牡丹」がその名の由来
とされ、結局「おはぎ」も「ぼたもち」
も同じものだった、って事ですよ。
ちなみに、秋の「おはぎ」は収穫後の
まだ皮の柔らかい小豆を使った事から、
あんこは「つぶ餡」、春は固くなった
皮の小豆を使ったので、「ぼたもち」
は「こし餡」でつくることが多いんだ
そうです。 へぇ~!
「山長」さんにはどちらも並んでいた
ので、両方戴いちゃいましたけど。
「山長」さん、「餅菓子店」を店名に
掲げてますが、ここの餅菓子はどれも
本当に「お餅」が美味しくて、この
「みたらし」、「あんこ」、「ごま餡」
甘くないお餅が、それぞれの餡の味を
引き立てて、何本でも行けちゃいます。
「おはぎ」の話しから逸れちゃいました
けど、他にも季節ごとに美味しい餅菓子
を戴ける「山長餅菓子店」さん、
ごちそうさまでした。
「流山電鉄」や隣町「馬橋」の名所と
「山長」さんの紹介動画もありますよ。
よろしければどうぞ。