甘未オヤジです。
知ってますか?
6月16日は「和菓子の日」って。
「和菓子の日」は、1979年に「全国
和菓子協会」が制定した記念日なん
ですよ。
その起源については、私も会員にな
っている「日本あんこ協会」のWEB
サイトで詳しく説明されていますか
ら、興味のある方はどうぞ ↓↓
https://anko.love/columns_anko/wagashinohi/
そんな「和菓子の日」が近づくなか
の先日14日、帰宅途中の乗換駅で、
通りすがりにこんな昇り旗が目に飛
び込んで来ました。
三つ葉葵に武者姿、その下に「天下
泰平御蔭餅」の商品名、そして何よ
りNHK大河ドラマ「どうする家康」
の番組ロゴ、つい気になっちゃって
「寄ってく?」
「それとも今日はスルー?」
「どうする俺!」
そんな私へ「明日まで」のPOPが追
い打ちを掛けてくるものだから
「通りすがりシリーズ」の新規追加
となりました。
そして、立ち寄ったお店が
静岡は富士市に本社を置く創業70
年の老舗「田子の月」さんのポップ
アップ店舗です。
「田子の月」は最中なんですね。
この最中、静岡ではかなりメジャー
な手土産なんだとか。「うなぎパイ」
だけじゃないんですね。
では早速いただきます。
見ての通り求肥がタップリですよ!
「北海道十勝産小豆」を氷砂糖で炊
いた「つぶ餡」は甘さ控えめな仕上
がりで、手で二つに割ると、緩めの
求肥がどこまでもムニ~っと伸びる
程です。
最中って、なかなか二個目に行っち
ゃう事ってないんですが、さっぱり
した味わいのこの「田子の月」、
続けて二個目に行っちゃいました!
その二個目が
「煎茶」を練り込んだ「こし餡」と、
これもタップリの求肥入りです。
抹茶の様な強いお茶の風味の主張で
はなく、優しくフワッと感じる程度
で実に上品に仕上がってるんですよ。
どちらも次に手が伸びるほど、後引
く美味しさの最中でした。
でもね、さっすがに最中を二つ行っ
ちゃった後なので、目に留まった例
のロゴ入り「天下泰平御蔭餅」は、
明日の「おめざ」にモチ越しです。
「餅」だけに...(#^-^#)
と言う事で、いよいよ「天下泰平御
蔭餅」です。
元々ラインナップされていた「富士
山御蔭餅」と、新たに加わった「天
下泰平御蔭餅」です。
今年の大河ドラマの主人公「徳川家
康」が、人生の3分の2を過ごした
静岡、言わばドラマのご当地菓子と
して番組ロゴを使用してコラボした
って事なんでしょうね。
さて、実食です。
まずはレギュラー商品の
「富士山御蔭餅」が
これも餡が良いんですよ。
丁寧に皮をむいた北海道産の小豆を、
富士山の湧水で炊き上げ、甘さを抑
えて仕上げた「こし餡」は、薄皮だ
けどもっちりとした食感で、しっか
りした甘さの生地との組み合わせが
絶妙です。
美味いなぁ、これ。
「阿闍梨系」だ!
勝手に「阿闍梨系」とか呼んじゃっ
てスミマセン m(_ _)m
例えば、
仙台:お茶の井ヶ田・喜久水庵さん
の「千日餅」
こんな感じのお菓子たちを、私的に
「阿闍梨系」って呼んでるんです。
「田子の月」さんの「富士山御蔭餅」
も私の「阿闍梨系」に加わりました。
そして最後の「天下泰平御蔭餅」
徳川家康も愛したと言われている本
山茶は、静岡は安倍川・藁科川の上
流域で生産されるお茶で、その本山
茶の抹茶をふんだんに練り込んだ白
餡には、小豆の粒も入っていて、食
べた時の良いアクセントにもなって
ます。これも美味いなぁ!
大河ドラマの放送が終了したら、こ
のコラボも終わっちゃうんでしょう
かね?
ロゴは外れても、抹茶入りのこの商
品は残して欲しいものです。
駅中のポップアップ店舗が終了して
も、都内や最寄りのデパートで出店
があり、勿論WEBで購入もできます。
「田子の月」さん
最中も御蔭餅も美味しかったですよ!
ごちそうさまでした。
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