甘味オヤジです。
日本全国では各地、各地方で美味し
い名物お菓子がありますよね。
例えば、私のふるさと東北は福島で
すと、柏屋さんの「薄皮まんじゅう」
等々全国区のお菓子があります。
お隣宮城で言えば、古くは「白松が
最中」が有名でしたが、最近ではク
リーム大福の「喜久福」が人気です。
でもね、やっぱりこれでしょ!
今も根強い人気の仙台銘菓が
私が学生の頃ですからかれこれ
四十数年前です、初めて食べた
「萩の月」は衝撃的な美味さで
した。
まずはこの " 個化粧箱 ” ですよ、
見た目の華やかさ、ちょっとお
高そうな小箱入りの中身が
さらに密閉性の高いフィルム袋の中
には ” 脱酸素剤 ” が同封されていて
いるんです。
保存料を使用せず、お菓子の鮮度と
風味を保つために、今では普及して
いるこの技術も、当時仙台の友人か
ら説明を受けて(少し自慢気にw)
「お菓子も化学しるなぁ~」って
感心した事を憶えています。
そしてこの化学している袋の中身が
フワッフワのまん丸お月さんの様な
この見た目に先ずやられちゃいます。
「これゼッタイ美味い奴」の代表み
たいな見た目ですよね!
中身は
きめ細かな極上のカステラに包まれ
た、全くと言っても良いくらい角が
無い味わいのカスタード、その美味
さは皆さん1度や2度は食べた事が
あるでしょうから説明は野暮なので
書きませんがね、初めて食べた時の
感想を思い出してあえて言うならで
すよ、幸せって感覚を味と食感で表
現すればこうなる、ってところでし
ょうかね?(大袈裟ですが...)
当時そのぐらいの美味さでした。
毎日の通勤で利用しているJR上野
駅では、週明けや連休明けには必ず
この特徴的なパッケージの絵柄を施
したお菓子袋を提げた多くの利用客
を見かけます。仙台土産というより
東北土産と言った感じですよね。
今回は娘婿殿の帰省土産で頂いて、
何年ぶりかの「幸せ」を味あわさ
せて頂きました。
婿殿、ごちそうさまでした。
またよろしくねぇ~!
個箱入りを無くした「簡易パック」
もありますよ。